Fetishism 2

 

 

 

眉毛の端がピクリと1mm上がるのさえ見逃したくない

 

眉間に寄った皺に丁寧に舌を這わせたい

 

悔しそうに奥歯を噛み締める時に動くこめかみを見つめていたい。

 

耳と顔の境界線をゆっくり、ゆっくり指でなぞりたい。

 

サングラスのかけ痕のついた耳の裏側の凹凸を小指で確かめたい。

 

なんとも感じないような表情を晒して

でも髪の毛の生え際にうっすらと光る汗とか

 

何かを言おうとしてあきらめた瞬間の口元とか

 

飲んだ言葉を下す喉仏にも表情を感じ

 

鉄面皮が揺れる。

 

そんな、顔の筋肉を観察するのが好きだ 。

 

 

むしろ無表情な人間の方が好きかも知れないとも思う。

 

行為中でさえ何を考えているかわからない相手を組敷いて

 

自分の行いによって相手の表情に波を立てるが

 

たまらなく好きだ。

 

 

 

何も考えられなくなって快楽に落としてやりたいほど憎らしい。

 

 

つくづく変態だなとも思うが

 

こういう行為の嗜好なんて変態でなんぼ。

 

 

 

 

おそらく相手から盛大に嫌われているのはわかっている。

 

半ば力づくだ。

 

相手にだってそこそこの体力体術の自信はあるのだろう

 

最初はそれをあきらめさせるだけで十分だった。

 

半端な自信を持つ若造の鼻をへし折りたい。

 

歪んだ感情はそのまま歪んだ愛情になった。

 

 

あきらめさせたら、次は、引きづり込みたい

 

 

己の闇の淵へ。快楽の餌におぼれればいい。

 

 

簡単に落ちてこないから面白いのだ

 

殺し合い寸前のところまで行くことがある。

 

お互いがお互いを嫌いなのだ。

 

その嫌いな感情があからさま過ぎてゾクゾクする。

 

嫌いな自分への感情と与えられる快楽の落差に悶絶すればいいと思っている。

 

 

 

落ちてきたらお次は、

 

 

絶望させたい

 

 

二度と這いあがることができないように。

 

 

 

 

 

だが引きずり込まれたのは自分の方かもしれない

 

闇の淵でうっすら笑む相手が見える

 

消して普段見せない笑顔で。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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坂本と万斉はどっちがどう、というよりお互い憎たらしいという感情を常に持っていて欲しい

嫌がらせの延長上にセックスがあるんじゃないかと。

嫌がらせになっているのかどうか互いにはみえないけれども。まさしくセクハラ。

 

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